背中がバッキバキになるのはなんで?

カラダのこと

こんにちは。
カラダストラテジストのヨシノリです。

ITエンジニアの方の多くはデスクワーク中心のはず。

一日の仕事が終わると背中がバッキバキになるのでツライ…

なんて悩みはありませんか?

中には毎週のマッサージを欠かせない…
そんな人もいるでしょう。

私も以前はそうでした。
毎週マッサージに行かないと首と背中と腰がツライ…

そんな時期もあったんですが、店までの往復と待ち時間と
施術を合わせると2時間くらいの時間と
施術代の方がツラくなってきました。

ちょうどそんなときにカラダの使い方を変えてみると…
あら不思議!!

マッサージに通わなくても平気になったんです。

今回は、デスクワークで背中がバッキバキになって
悩んでいる方のために、疲れにくいカラダの使い方を
紹介します。

 

 

背中を硬直させていませんか?

今はどんなオフィスでもデスクワークはほぼPCですよね。

椅子に座ってずーっとパソコン作業ばかりしていると、
カラダが固まってしまいますよね。

実はこれ、文字通りカラダを固めているのです。

デスクワークをしていると、
ほとんど動かない人もいますよね。

特に背中。

仕事中、背中のことを意識することはないと思いますが、
実はかなり頑張ってくれています。

特に背中をピーンと張っている方は
相当厳しい仕事をさせてますよ。

あなたは背中を硬直させるくらい
ピーンとさせていませんか?

 

 

筋肉は使うと疲れる

当たり前ですが筋肉は使うと疲れます。

激しい運動をしたり、普段使わない筋肉を使うような運動を
したときには、数日後に筋肉痛になった経験ありますよね。

私もバブルサッカーをしたり、引っ越し作業とかをした
翌日か翌々日くらいに筋肉痛が襲ってきます。

科学的には乳酸がどうのこうのというメカニズムがあるよう
ですけど、今回は扱いません。

とにかく、筋肉を使うと疲れるという経験はあなたも
あると思うんです。

でも激しい運動の後の筋肉痛の体験のほうが
印象に残りやすいので、日常生活での動きにおいても
筋肉が使われていることを忘れがちなんです。

歩くとか座る、という行動はもちろん、
スマホを見ているときやブログを書いているとき
本を読んでいるとき、仕事をしているときなども
筋肉は働いています。

だから座ったりして同じ姿勢をとり続けるためには、
筋肉が仕事をし続ける必要があります。

私たちが手足を動かすのも筋肉の仕事やし、
一カ所に留めておくのも筋肉の仕事。

とくに硬直するような姿勢は長時間筋肉を
同じ状態で保持する必要があるんです。

そんで、多くの場合は筋肉を固めるようなことをして
しまうので、背中がバッキバキに疲れるんだ思うんです。

 

 

背中の筋肉はこんなにある

われわれが背中って呼んでるとこには実際には
たくさんの筋肉があります。

図で見てみましょう。


引用:『プロメテウス解剖学 コア アトラス 第2版』
図3.10 固有背筋の浅層と中間層
B 固有背筋の中間層:腸肋筋、最長筋、棘筋

これは深い層ににある本当にごく一部ですが、
こんなにも広範囲をカバーしている筋肉があるのです。

こいつらは脊柱起立筋と呼ばれています。

背中をぴーんと張るのも、上半身を反ったりするのも
この筋肉たちが仕事をしてくれているからです。

日常生活の中においては私たちは色んなことを絶えず
しているので筋肉はカラダのバランスをとるために常に
働き具合を変えています。

でもデスクワークのように長時間同じ状態でカラダを
固めていると、ずっとキープするために働きっぱなしです。

カラダを固めるというのは筋肉に
長時間労働させているのと同じなんです。

そりゃバッキバキに疲れるわけですよ。

だから時々自由に息抜きさせてあげましょう。

席を立って少し歩いて、背中の筋肉がずっと頑張ってるのを
休ませてあげましょう。

そんなこといわれても、仕事中にちょくちょく席を立つこと
なんてできないという事情もあるでしょう。

でも安心してください!

座りながら、仕事しながらでもできる方法をお教えします!

 

 

呼吸で背中を動かす

実は、背中を動かすのは仕事をしながらでも、デスクに
向かいながらでもできちゃうんです。

そのために腕や肩をぐるぐる回したり、ぐーっと伸びを
したりする必要はありません。

私たちがいつも欠かさずにやっていることをただやるだけで
背中を動かすことができるのです。

それは「呼吸」です。

呼吸で背中を動かすことができるのです。

なぜ呼吸で背中が動くのか、詳しくみていきましょう。
私たちのカラダは呼吸をすると肺が膨らんだりしぼんだり
します。空気が肺から出たり入ったりするからです。

肺は肋骨の内側にあるので、肺が大きくなったり
小さくなったりすると、その周りにある肋骨もそれに
合わせて動くのです。

正確にいうと、肋骨が動くので空気の出入りが
起こるのですが、ここでは肋骨が動くことを知って
もらえればいいです。

肋骨というと正面から見たこんなのをイメージしますが、
実は肋骨というものは後ろ側から前側に向かって
生えています。

こんな感じ。


引用:『プロメテウス解剖学 コア アトラス 第2版』
図6.1 胸部の骨格
C 後方から見たところ

こんな風にくっついている肋骨の関節は
実は後ろ側にあるのです!

肋骨が動くのはこの関節から動きます。

つまり呼吸をすることで肋骨が動くとき、この関節が
動くので自然に背中も動くわけです。

試しに「この関節で肋骨が動くことができる」と
意識しながら呼吸してみてください。

え?動かない?

それは多分、背中を動かすように固めているからですね。

今まで意識して動かしていないでしょうし、はじめて
意識したからかもしれません。だから動かすための回線が
まだ開いていないもしれません。

焦らないでも大丈夫ですよ。
次のことを意識しながら、ゆっくり呼吸をする機会を
増やしてみてください。

・背中がゆるむ
・肋骨は、背骨と肋骨の関節で動く

そのうちゆっくり少しずつ動くようになりますよ。

 

 

まとめ

こんな風に呼吸の時に肋骨が動くようになれば、
それに合わせて背中の筋肉も動くようになります。

すると背中の筋肉がガチガチに凝り固まるのを
防ぐことができます。

長時間のデスクワークで背中に疲れを感じたら、
ぜひ意識して呼吸をしながら背中を動かしてみてください。
カラダトリセツではこんな風にITエンジニアが抱える
カラダの悩みに役立つ方法を扱っています。

もしあなたが取り上げて欲しいことがあったら
ぜひ教えてください。

カラダストラテジストの私が詳しく解説していきます!

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