Macでフォルダを上書きしたら、元のファイルが消失・・・

ITメモ
By: Mindaugas Danys

デスクトップは Windows、ノートは MacBookAir を使い始めて早3年ほど経ちますが、初めて気づいたことがあります。

Macではフォルダを上書きすると、Windowsと異なる動作をするんですね。

新しいクラウドストレージを使おうと思ってフォルダを整理していたのですが、一向に中身が揃わない。

別々のフォルダで管理していたファイルたちをひとつのフォルダに統合しようとしていたのですが、何度やってもファイルが足りないのです。

同じ名前のフォルダを上書きしようとしたとき、Macでは「置き換えますか?」と質問されます。

「置き換え?もしかして旧フォルダと新フォルダを置き換えているのか?」と思い、調べてみるとどうやらそのようでした。
こんな感じ。

【例】こんな環境があったとします。

ドキュメント配下のフォルダA
−ファイル1
−ファイル2
−ファイル3

デスクトップ配下のフォルダA
−ファイル4
−ファイル5

このとき、デスクトップ配下のフォルダAをドキュメント配下のフォルダAに上書きするとします。

 

【Windowsの場合】
ドキュメント配下のフォルダAは、下記のように両フォルダの内容が保持されます。
フォルダA
−ファイル1
−ファイル2
−ファイル3
−ファイル4
−ファイル5

 

【Macの場合】
ドキュメント配下のフォルダAは、下記のように上書き元の内容だけが保持されます。
フォルダA
−ファイル4
−ファイル5

 

重要なファイルとかフォルダでやらんくて良かった・・・

Macで両方の内容を保持したい場合は、optionキーを押しながらドラッグ&ドロップすればできるようです。

ただ、上書き元のファイルは、そのまま残るようです。

ターミナルでわざわざ実行するのは・・・面倒かな。

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